あまぽのあんさ〜

@Amamiyapoke〈ポケモン・ラーメン・オタク〉

【SMシーズン4使用構築】UltimateMegaバシャバトン

<挨拶>

 シーズン2よりバシャーモバトン軸の構築を使い続けてきたが徐々に環境的にも勝てなくなってきたと感じたこと、新しい構築を使ってみたいという思いから今回の構築記事を書き一区切りしようと考えた。本構築はシーズン4終盤まで使用していたものとなる。

 

<結果>

S4 

最高レート 2058

最終レート 泡

 

<使用構築>

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<コンセプト>

 前回使用した構築の厳しかった点をまとめあげ現環境に対応できるようにカスタマイズを行った<対ミミッキュカバルドン>。個々の種族値を底上げつつ前回のコンセプト同様バシャーモからのバトン展開の恩恵を受けられるよう取り巻きを組んでいった。

*下記がS2に使用した構築であり今回はこれをベースにした。

【SMシーズン2使用構築】脳筋バシャバトンVer2.0 - あまみやぽけのポケ模様

 

<個体解説>

 

 

バシャーモ@バシャーモナイト

陽気 加速→加速

実数値:175-181-115-X-101-163

努力値:156-4-116-X-4-228

技構成:フレアドライブ-守る-ビルドアップ-バトンタッチ

 前回の構築からの大きな変更点その1。メガストーンが解禁されたことにより種族値が飛躍的に上がり、より安定したバトン役が可能になった。気合の襷バシャーモで課題であった対ミミッキュにおいて上からビルドアップを行うことにより多少は抗えるようになった。またこのポケモン自身の火力が高いためバトン先が倒れてしまった後のフィニッシャーとして運用することもできた。

 H:11n-1

 B:B+1でA156ミミッキュのフェアリーZ+じゃれつく耐え

 S:最速ミミッキュ抜き

ミミッキュと対面スタートでは<ビルドアップ+守る>と<剣の舞+フェアリーZ>の択になってしまうが、後ろにカバルドンを置くもしくはカバルドンの欠伸からバシャーモを出す流れが多かったのでそこまで気にならなかった。ビルドアップの枠は鬼火と選択。

 

 

カバルドン@ゴツゴツメット

腕白 砂起こし

実数値:215-133-167-X-110-68

努力値:252-4-108-X-140-4

技構成: 地震-怠ける-ステルスロック-欠伸

 調整はAdamsさんのものを使わせていただいた。<許可は得ていないのでリンクは割愛します>。もともとこの枠はガブリアスが入っていたが、環境的に刺さっておらずミミッキュにも弱い点からカバルドンに変更した。相手の物理ポケモンに後投げしつつ、ステルスロックや欠伸でバシャーモやガルーラの起点を作るのが役割である。身代わりボーマンダに隙を見せるが最低限のサイクルを回すために怠けるは切れなかった。Dに耐久を振ったお陰で全体的に重いゲッコウガの命の珠冷凍ビームを高乱数以外耐えることができた。

 

 

 

ガルーラ@ガルーラナイト

意地っ張り 肝っ玉→親子愛

実数値:197-192-121-X-122-136

努力値:132-236-4-X-12-126

技構成:すてみタックル-炎のパンチ-グロウパンチ-ふいうち 

  よくあるABガルーラ。バシャーモメガシンカするため、以前のようなバトン前提の技構成ではなく、どちらかと言えばパーティの補完として採用。相手がトリル展開や低速サイクルよりの構築ならばバシャーモではなくこちらを出していく。キノガッサが重いので最速70抜き。カバルドンの欠伸からグロウパンチの流れが強かった。

 

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カミツルギ@アクZ
陽気 ビーストブースト
実数値:135-223-152-X-78-204
努力値:4-172-4-X-124-170
技構成:リーフブレード-聖なる剣-辻斬り-剣の舞

  前回と同じ構成なので特になし。バトンができない場合でも腐らないよう崩しとして剣の舞を採用。

 

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ボルトロス〈霊獣〉@オボンの実
実数値:184-X-100-174-111-136
努力値:236-X-4-68-86-116
技構成:10万ボルト-めざめるパワー〈氷〉-気合玉-悪だくみ

 バシャーモが苦手なボーマンダ系統に対してバトンしていく駒。バシャーモによるビルドアップがある為もう少し耐久を落として火力に回しても良かったかもしれない。カバマンダ系統をもっと意識して気合玉を挑発にするのも一考。

 

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カプ・レヒレ@ミズZ

実数値:175- X-135-132-150-135

努力値:236- X- X-36- X-236

技構成:波乗り-ムーンフォース-瞑想-挑発

    前回からの大幅な変更点その2。この枠は以前までチョッキスイクンであったが、半回復木ノ実をもったHDに厚いカバルドンに対しては最低限の仕事を許してしまっていた。よってカバルドンに対して根本的な解決策としてカプ・レヒレを採用。バトンタッチから展開して遂行速度の遅い高耐久ポケモンを起点にしていく。

技構成は挑発と身代わりで最後まで悩んだが、相手の補助技〈黒い霧、吹き飛ばし〉を嫌い前者を選んだ。ステルスロックの削りがあればミズZで無理矢理相手を倒せるので火力不足はそこまで感じなかった。

   調整はHSベースで流用したがビルドアップ前提ならもう少し耐久調整をした方がいいかもしれない。〈おすすめの調整があれば教えてください〉。

 

〈選出〉

⚪︎主な選出

カバルドン+バシャーモ+カミツルギorボルトロス〈霊獣〉orカプ・レヒレ

 

⚪︎対トリックルーム、受け系統

ガルーラ+カバルドン+@1

 

〈雑感〉

   以前から使い慣れているバトン構築というのもあり選出段階から立ち回りまでスムーズにこなす事ができた。カバルドンステルスロックを撒きつつバシャーモでエースにバトンし繋ぐ流れはある程度機械化された動きであり、試合中に考える負担を減らす事ができた。

    反面、環境的にはフェアリーZと呪いを両立したミミッキュが増加したため、バシャーモバトン軸に対しては非常に向かい風であった。また対面的なパーティである為にエスパー技の一貫を切れていなかったのが勝ちきれなかった原因であったと考える。 

    数シーズンにかけてバシャーモバトン軸を考え続けてたどり着いた結果で目標である2100に届く事が出来なかったこと、同じ構築を使い続ける事が必ずしも自分にとって成長に繋がる訳ではないと考え構築を公開するに至った。

 

〈最後に〉

   シーズン終盤まで二桁順位をキープしていたが潜るタイミングを間違えて溶かしてしまった事が非常に悔やんでも悔やみきれない。次に構築記事を上げるのはいつかわからないが、今度は違ったコンセプトのパーティを一から使って行きたいと思う。