【USMシーズン15使用構築】マチありガルランド【最高2050最終2015】
はじめに
こんにちは、あまぽです。今回はシーズン15及び全国PCL(ポケモンサークルリーグ)で約半年間使用したガルランドの構築記事です。PCLも終わり一区切りがついたので、簡易的ですが構築記事を書きました。
結果
シーズン15(2019/4/2~2019/6/18)
TN:Am
最高2050
最終2015 130位
全国PCL
地方予選:3-0
本選:1-1
決勝トーナメント:3-0(準々決勝 準決勝 3位決定戦)
使用構築
構築経緯
ガルーラが使いたかった為、よくあるガルランドゲコガルド@2からスタート。環境に【鬼火羽休めリザードンX+カプ・レヒレ+テッカグヤ】や【ボーマンダ+カプ・レヒレ・カビゴン】などの並びが多かった為、これらのサイクル系統の構築に対して強力な崩しができる【呪いミミッキュ+蛍火電気Zデンジュモク】を@2に採用した。
個体解説
@ガルーラナイト 肝っ玉→親子愛 意地っ張り
八つ当たり-冷凍パンチ-不意打ち-猫だまし
実数値:197-190-120-x-121-139
努力値:H132,A220,D4,S154
メガ枠。ランドロスとギルガルドの毒で相手を削りながら猫不意で縛る。カプ・レヒレ+ボーマンダの並びに対応する為に冷凍パンチ+準速85族抜きに調整。炎のパンチを切ったせいでナットレイやテッカグヤなどに対して打点はないが、それら鋼タイプにはデンジュモクで崩すルートが取れるのでそこまで不便には感じなかった。数的有利もしくは少しでも体力があれば猫だまし+不意打ちで仕事ができるため、それらを意識して立ち回る。
@イアの実 威嚇 呑気
地震-蜻蛉返り-めざめるパワー氷-毒々
実数値:196-166-156-125-100-98
努力値:H252,B252,A4
クッション枠。物理ポケモンに後投げし威嚇を撒きながら蜻蛉帰りで対面操作する。安易に地震やめざ氷を打つと交代先のポケモンの起点になるので蜻蛉帰りのタイミングがシビア。ボーマンダに隙を見せないための技構成だが今シーズンは特殊型も多く、なるべくギルガルドやデンジュモクとセットで対応するようにした。
@ミズZ 激流 控え目
熱湯-水手裏剣-身代わり-ハイドロカノン
実数値:147-x-88-170-91-174
努力値:C252,S252,B4
崩し枠その1。カバリザに対してガルランドが不利なため激流での採用。水技の通りが良い構築に対して出していく。控え目にすることで耐久に厚く振ったミミッキュも水Zで落とすことができる。足が速く火力もある反面、耐久が低いのでランドロスの蜻蛉帰りから安全に着地させる。
@食べ残し バトルスイッチ 控えめ
毒々-キングシールド-身代わり-シャドーボール
実数値:161-x-171-91-183-93
努力値:H204,B4,C100,D100,S100
調整
◇C182カプ・テテフのシャドーボールをブレードフォルムで確定耐え
ランドロスとサイクルを回すうえでタイプ相性がいいため採用。毒々でスリップダメージを稼ぎガルーラの猫+不意打ちの圏内に入れる。ミラーを意識して少し素早さに努力値を割いている。
@バンジの実 化けの皮 陽気
じゃれつく-呪い-身代わり-痛み分け
実数値:131-142-100-x-125-162
努力値:H4,A252,S252
崩し枠その2。受けループや足の遅いサイクル構築に対して初手に投げる。呪い+痛み分けで場を荒らしながら全体に削りを入れ、デンジュモクに繋げる。呪いの定数ダメージを嫌い交換をしてくる相手が多く、ミミッキュ1体で相手の3匹を見ることもできゲームメイクがしやすかった。Z枠がゲッコウガとデンジュモクに割かれているので、場持ちをよくするための半回復木の実。
@デンキZ ビーストブースト 臆病
10万ボルト-めざめるパワー氷-エナジーボール-蛍火
実数値:187-x-94-199-96-138
努力値:H228,B20,C44,D36,S180
調整
◇C200PFサイコキネシス最高乱数切り耐え
◇A197不一致地震最高乱数切り耐え
◆デンキZで145-135カプ・テテフを確定1発
〇準速カプ・レヒレ抜き
崩し枠その3。ミミッキュとセットで相手の受けサイクルを破壊する駒。呪い+蛍火デンキZでタイプ相性を無視して崩しに行けるのが強み。エナジーボールと身代わりは選択だが、ヌオー入りの受けループが多いと感じた為、前者を採用した。全体的に重いメガバンギラスや大体のグライオンの上から動けたりと臆病にするメリットはあった。
選出
基本選出、対カバマンダガルド
++@1
対カバマンダの@1は取り巻きを見て判断(カミツルギ→ギルガルド、カプ・レヒレ+カビゴン→デンジュモク)。ランドロスの毒々と蜻蛉帰りでカバルドンを倒して欠伸ループを抜け出す。ステルスロックで削られるとボーマンダがきつくなる為、ランドロスの体力管理を最優先に立ち回る。
対受けサイクル、受けループ
++@1
ミミッキュの呪いと痛み分けで荒らしてデンジュモクを通す。デンジュモクがワンパンできないポケモンを如何にミミッキュで削りデンキZ圏内に入れるかを考え立ち回る。
ガルーラが出しづらい時
++
ランドロスとギルガルドで毒を回して削りを入れゲッコウガを通す。
雑感
全国PCLに向けて構築を考える際に、どのような相手に対しても立ち回り次第で最低五分以上に戦える構築を作ることを目標にしていました。多くのポケモンに対して行動保証+猫だましと不意打ちによる縛り性能+命中安定技を持つガルーラを軸に毒々を絡めたランド+ガルドのサイクルをするガルランドは、ローリスクでリターンを得たりゲームメイクがしやすく立ち回り次第では多くの構築と戦えるため、PCLのような一発勝負でも十分に戦えると感じました。
実際にPCLでは通算で7-1とかなり安定して勝つことができ個人的には満足しています。
スペシャルサンクス
・ROMを貸してくれたいなご君
・ランドロスを貸してくれたらぼっく君
・ランドロスを貸してくれたむか君
・デンジュモクを貸してくださったポールさん
最後に
四年生の僕にとって今年が最後のPCLだったので、様々な思いをもって半年間ポケモンに取り組んできました。そのなかで一緒に通話をしながらアドバイスをくれたり、メンタル面での相談に乗ってくれたサークル員にはとても感謝しています。PCLというチーム戦だからこそ、一人ではなく皆で一緒になって戦っているんだという実感が緊張感を和らげてくれましたし、何より勝った時の喜びを大勢の人と共有することができてよかったです。
他にも色々と書きたいことが多いですが長くなるのでここらへんで終わります。
最後まで構築記事を読んでくれた皆さん、ありがとうございました。
何かあれば@Amamiyapoeまでお願いします。